メールサポートサービスをしていると、
いろんな相談を受けます。
アドバイスの結果、前向きに出会いを模索して素敵な先生に出会えたり、
交際が順調でデートがうまくいった!
なんて結果が出るとこちらも嬉しくなります!
プロポーズを受けた!とか、婚約した!
ってことになると、もう気分はお祭り騒ぎですたい。
こういう明るい話は、元気も出るし、
「よーし!がんばんべえ〜っ!」
とモチベーションが上がるわけですよ、当然。
が、世のなかそううまい話ばかりじゃない。
なかなかいい先生と出会えない。
これはいい方。
ノウハウを伝えればいいし、
時間をかければ解決の糸口は見出せるし。
エグゼクティブ結婚相談所に引っかかって、
もがき苦しまなきゃいけない。
投資がフイになりそー。
なんてなると、これは厳しい!
「頑張ってうるさい顧客になりましょう」
というしかありません。
そして先日もっと深刻な相談を受けました。。。
理想のドクターと出会って、お互いに惹かれあい、
意思も確認し合い交際を始めて数ヶ月の27歳のお客様。
交際は順調で、ラブラブな報告が来ていました。
だから私も「あー、うまくいくんだろーなー」
って、思っていました。
ところがつい先日
「別れました。」というメールが舞い込んだのです!
「えーっ?!」
難関を突破して理想の先生と出会え、
相手の想いも勝ち得て順風満帆に見えたのに・・・
で、何があったのか?とメールを読んで見ると。
なんと彼女に赤ちゃんができた!
そう!ラブラブの度が過ぎたんですな。
体調の異変に気づいて検査したところ、3週間くらいということが判明。
以前から、先生のところに泊まったという報告はもらっていましたから、
妊娠自体はそう驚くことではありませんでした。
二人の熱々ぶりからすれば、出来ちゃった婚もありえるだろうに。
そう思ったんですが、現実は酷かった。
彼氏に妊娠を報告して、「どうしようか」と相談。
あ、この時の「どうしようか」は
このまま赤ちゃんが出来てから結婚するか、
先に結婚して産むか、
それとも籍だけでも入れて挙式は先送りするか・・・
ということを確認しようと思っていたのだそうです。
ところが彼の口から出てきたのは
「今は無理だから、堕ろしてくれ」!!!!!!
その瞬間、彼女は何を言われているのかわからなかったそうで。
当たり前ですよねえ!
ちなみに、「ガールズガード」(コンドーム)は付けないこともあったとか。
もちろん安全日は確認していたそうですが。
でもだからといって避妊は100%リスク無しじゃありません。
ある研究者によると「ガールズガード」(コンドーム)の妊娠リスクは、
数%はあるということです。
パイプカットでもしない限り100%はありえない。
卑しくも医師であればその程度の常識は備えているはず。
しかも、お互いに好意を確認し合い、
リスクは承知の上で許しあっているものだと思っていたら・・・
だいたい生命を一番尊ばなきゃならない医師が、
即座に「堕胎しろ」とは何事かーっ?!
これに対して、先生は
「今、堕胎する理由は、
仕事上で難しい試験があってパスしなければならず、
ここ1〜2年はプライベートに配慮するゆとりはないから」
とのたまったそうで!!!
おまけに避妊していたんだから、
僕は大丈夫だと思うよ、
なんて、暗に他人の子なんじゃない?みたいな事まで!!!!!
もうこれで彼女はブチ切れですよ、当然。
それじゃすぐに結婚する覚悟も予定も無く、
ベッドインしてたわけっ?!
私が夢中になっているのをいい事に弄んだわけっ?!
堕胎がどれだけ女性の精神肉体にダメージを与えるか、
わかっててそういってるのーっ?!
私のことをどう思ってるのーーーーーっ?!
と食って掛かったそうで。
そりゃそうだ。
でも、彼は産むことは最後まで認めない。
そしてあろうことか、
「勝手にしたら。こっちは出るところに出るから。
どうせ、ボクのステイタスが目当てで近寄ったんでしょ。」
とまで、ほざいた!
彼女は100年の恋も一編で冷め
「なんて低劣な男に惚れたんだろう」
と自分にあきれたそうです。
たとえ医師であっても、こんな思いやりも誠実さもない男は、
もう一緒にいるだけでもいや!
そのまま飛び出てそれっきりに。
この顛末を知って、残念ではありましたけど、
彼女の人生にとっては正解だったんじゃないかと。
悪いけれどこの先生は、医師としてはともかく、
人間として、男として、見下げ果てたゲス野郎としか言えんです。
大事な彼女をこれほど傷つけておいて、
言い訳に終始し、謝罪すらない。
こんなドクターに診られる患者こそいい面の皮。
でも過ぎてしまったことは仕方ありません。
いくら容姿が良くて、好ましいと思えても
それは外見だけということはありえるんです。
特に医師は普通に振舞う分にはかっこいいし、
深く考察しないと本当の価値観はわからない場合もある。
誠実で優しい先生だけじゃないんだ。
彼女もこれをイヤというほど学んだとメールをくれました。
彼女は今回のことで充分認識を新たにしました。
でも、その上でも、やっぱりドクターを尊敬する気持は変わらないそうです。
私はこう返信しました。
> 医師といってもそれはあくまで職業上の資格であって、
>
> その人の本質を表現しているものでないことは充分お分かりでしょう。
>
>
>
> 独身ドクターは全国に数万人もいるんです。
>
> 中には人間的にとんでもない人もいるかもしれませんが、
>
> そうではない、誠実で女性に配慮できる素敵な感性の持ち主だっている。
>
> いや、そういう先生のほうが多いはずです。
>
> セレブメーカーズ.comにさえ、
>
> 「どこに行けば素敵な女性と出会えるんでしょうか」
>
> とメール先生もいるくらい。
>
> 今回の経験を貴重な教訓にして慎重に出会いを模索していけば、
>
> 必ず、素敵な先生にめぐり合えますよ!
>
>
>
> ただ誠実で真摯な先生であればあるほど、
>
> ネット結婚相手紹介サービスなどを利用する時間もゆとりもないでしょう。
>
> だから紹介やパーティなどあらゆる機会を利用して、
>
> 出会いのチャンスを作ってください!
>
>
そう、出会いを待っている先生は少なくないんですよ。
でも油断してはいけませんよね。 |